前回
「家庭用ビデオ撮影のコツ①」では、
カメラの持ち方とズームの使い方について書きましたが、
今回はその続きです。
●いろんなアングルで撮りましょう!
上記の項目にも書いた “動きましょう”というキーワードに共通しますが、
いつも同じ位置から撮影していると、映像が単調になります。
とにかく動いて、右から、左から、上から、下から撮ってみましょう。
そうする事によって見えなかったものが見えてくる場合もあります。
同じ被写体でもアングルを変えるだけで面白いですよ。
そのアングルを考えながら撮るのも写真と同じで楽しさのひとつです。
●実は三脚が一番大事!
カメラの値段やグレードによって、機能や画質は違います。
でもオーソドックスな機能が備えていれば、
家庭で楽しむ分には画質もシビアに考える必要はないと思います。
それより大事なのが三脚です。
個人的な考えですが、カメラのグレードを上げる前に、
三脚にお金をかけた方がいいと思っています。
あくまでパン(左から右、右から左など)などカメラに動きを
付けながら撮影したい場合です。
フィックス(固定した映像)だけなら、水平さえ気を付ければ
何でもいいです。
パンをする場合には、先ほど書いたように三脚の良しあしが
モロに出ます。
いい三脚は動き始め、動き終わりが非常にスムーズです。
逆を言えばプロカメラマンでも安モノ三脚ですと、
スムーズな映像は撮れません。
だからプロ用三脚は非常に高価です。
そこまではいかなくても、最低でも5~6万円以上のものを使うと
キレイに撮れると思います。
繰り返しになりますが、ひたすら固定した映像を撮るなら、
カメラがきちんと固定出来れば何でも構いません。
撮影したビデオは記念として一生残るものなので、
見やすい映像を撮るように心掛けるといいと思いますよ。