ボクは食べ物に関してはあまり好き嫌いが多い方ではありませんが、
レーズンは苦手です。
一言でいえば、まずいからなんですが、
それ以外にもいろんな理由があるのです。
だいたいレーズンって名前が良くありません。
「レー」+「ズン」であります。
「レー」はまだいいにしても「ズン」って・・・・。
ダサすぎです。
1mmの可愛らしさもありません。
さてもう少し具体的に話を進めましょう。
まずは敵を知る必要があります。
そこでレーズンの事を調べてみると、
すごい事が分かったのです。
「木になったまま自然に乾燥していたぶどうを誰かが見つけた時、
レーズンの歴史が始まったと言われています。」
なんなんでしょうか。
と言うことは、もしそれをいまだに誰も見つけていなかったら、
レーズンの歴史は始まっていなかったのであります。
つまり、それを見つけてしまった人の責任は
計り知れないほど大きいという事になります。
まぁ100歩譲ってその木を見つけたのは仕方ないとしましょう。
そしてそれを食べようと思った事にも目をつむりましょう。
でもそこまで。
ここからがいけません。
その乾燥したぶどうを食った人が、
「これはうまいっ!」」
と言ってしまった事が全てを狂わせたのです。
それがもし他の人だったら
食った瞬間に加トちゃんの往年のギャグのように
壁に手をついて、「オェ~~~」とやっていたかもしれません。
さらに東○トだって 「オールレーズン」を作らなかったでしょう。
「オールレーズン」。
直訳すれば「全部レーズン」
ベタな名前です。
ベタにも程があります。
安易すぎます。
こんなのボクにとってはある意味拷問です。
なんなら商品名を “東○ト 拷問” にしてもいいくらいです。
オールレーズンのレーズン抜きの発売を期待したいところです。
さらにレーズンについて調べていくと、とんでもない事が書かれてありました。
「ぶどうの栽培がうまく、その発展を担っていたのは、
古代のフェニキア人とアルメニア人でした。」
問題はこの先でした。
「レーズンはまたたく間に大変な人気商品となり、
古代ローマでは、なんと壺2杯分のレーズンと男の子供の奴隷一人が交換できました。」
なんという事でしょう!
こんなことがあってもいいのでしょうか?
レーズンと交換された奴隷の子供の気持ちを考えると、
涙でパソコンの画面が見られません。。。
これだけではありません。
ボクにはレーズンにまつわる悲しい思い出があります。
子供の頃、給食でレーズンパンって出ましたよね?
そんな日はレーズンの部分だけを避けるように切りとって、
パンの部分だけを器用に食べていたものです。
しかしこの方法も意外と面倒で、レーズンの周りはすっかりレーズンの味が浸透しているので
レーズンの味に侵されていない部分のみを食べることになります。
そうするとレーズンパンでは食べる部分が極端に少なくなってしまいます。
悲劇は午後にやってきます。
ちょっとしかパンが食べられなかったために極度の空腹に襲われ、
その日の帰り道は、力尽きて倒れそうになったのです!
あの時は危なかったです。
危うくレーズンのせいで命を奪われるところでした。
まっすぐ歩けないような状態でした。
そんな命の危機さえ与えたのです、レーズンは!
そろそろこのへんでトドメを刺します。
トイレの洗浄でいうと、ドメストを使うくらい強力です。
例えばあなたがスマップのファンだったとしましょう。
やっと手に入れたライブのチケット。
あなたはワクワクしながら会場に向かうでしょう。
ところがいざライブが始まり、メンバーが出て来ると
その中に江頭2:50がいたら一体どう思うでしょう?
がっかりしちゃいますよね?
上半身裸で、黒いタイツだけを身にまとった江頭が
あの独特の動きで客席に飛び込んでいるのです。
明らかに場違いであります。
すべてを台無しにしてしまうくらいの勢いです。
これとレーズンとは一見カンケーない事のように思えますが、
実際に全く関係ございません(笑)
いや、この話のスマップをドライカレーに、
江頭をレーズンに置き換えてみるとどうでしょう?
そう、ドライカレーの上に乗ってるあのレーズン、
邪魔なんじゃーーーーー!
カレーは多くの人が好物の食べ物です。
かくいうボクもカレーは大好きです。
尊敬する人は?と聞かれたら、「インド人です」と答えてもいいくらいに
カレーを作ったインド人には感謝しています。
ところが、ドライカレーにレーズンを乗せるという、
とてつもなく余計な事をした人がいるのです。
せっかくのドライカレーがそれで台無しになったと言っても過言ではありません。
もうこれだけ言えばいいでしょう。
「レーズンよ、キミは干されずに “素” のぶどうのままでいなさい。」
ちなみに干し柿、これも同罪である事は言うまでもありません。
あんたは甘すぎで柔らかすぎ!
加減ってものを知りなさい!!
レーズンファンには申し訳ございませんが、
以上の理由によりボクはレーズンが嫌いです。