毎日バンクーバー・オリンピックで盛り上がっていますが、
自分の中で「何か違うな」と思う事があります。
メダルが期待されていると報道されていた選手がメダルを逃す結果。
例えば服装問題で話題になったスノーボードの国母選手。
昨日、生放送で競技は見ていて、いい感じで来ていたのに最後に失敗。
開催国カナダの報道ではメダル獲得を予想されていたほどの実力者で、
さらに日本では出発前に服装問題が持ち上がり、注目の人だった。
強気な発言やオレ流を貫く姿には賛否両論というか、
むしろ批判的な見方が多かったように思えましたね。
まぁそれは人それぞれの捉え方があるからいいとして、
翌日の報道では結果的に8位入賞したにも関わらず、
8位入賞に “終わった”とか、“散った” とかの記事を見かけます。
でも自分なりの考え方は少し違います。
国母選手に限らずオリンピックに出るような人たちの背景を想像すると、
そこには常人では考えられないほどの努力があったと思われます。
例えば自分に置き換えて考えてみれば、4年後にある何かに対して、
今から毎日毎日ストイックに自分を追い込んで、努力したことなんてないです。
自分から見れば、それだけで尊敬に値します。
だから、メダルが獲れないイコール、ダメ人間（極論ですが）みたいな言い方が
どうしても腑に落ちない。
もちろんメダルを獲れば同じ国民として嬉しいけど、
結果はどうであれ、精一杯やった選手たちをたたえるような風潮にならないのが残念。
国母選手は早速次回オリンピックに意欲を見せているようですが、
彼がもし4年後も出場して、服装や順位が今回と比べてどう変わっても、変わらなくても、
やはり応援したい気持ちです。
まぁそもそも服装問題で騒ぎすぎだと思いましたけど。。。
国母選手のお母さんのコメントで、服装問題については絶対にやってはいけない格好だったと言いつつ、
帰って来たら好きな煮物を食べさせてゆっくりさせてあげたいと言っていたようです。
ボクも子を持つ親として、愛情あふれるコメントだし、これからも頑張ってもらいたいと感じました。